DS応援プロジェクト:マカオ模擬問題3

  • 2007年7月23日

問 「緑色の肉野菜スープ」という意味で、マッシュポテト、刻みキャベツ、ポルトガルソーセージ、オリーブオイルを加えて煮込んだポルトガルの代表的なスープは次のどれか。
 
 A カルドベルデ
 B サンラータン
 C ミンシェ
 D セラデューラ


  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽世界の食文化の融合・マカオ料理

マカオ料理はいわばポルトガル料理が世界半周の末、伝来した集大成。アフリカやインド、マレーの影響を受けつつ伝わったため、各国の味がミックスされた料理となった。近海でとれる豊富な海の幸と中国の野菜を食材に、スパイスやココナッツのやわらかな味を含み、中華風の調理を取り入れた独特の風味を誇る。日本でもお馴染みのエッグタルトをはじめとするスイーツや、ポルトガルワイン・ポートワインなどもぜひ楽しみたい。また、本格的な中国料理やポルトガル料理、イタリア料理、フランス料理、そして日本料理など、さまざまな国の料理も楽しめる。


▽おすすめのマカオ料理

・ガリーニャ・ポルトゲーサ
ガリーニャとは雌鶏のことで、これをジャガイモやタマネギ、卵などと一緒にサフランで味付けして焼いたもの。見た目とちがって辛くないチキン料理。

・アフリカン・チキン
香辛料をめぐって旅を続けた大航海時代を思わせる、スパイスのきいたグリルチキン    

・カリー・クラブ
新鮮なカニをカレー風味に炒めたマカオを代表するシーフード料理


▽マカオらしい朝食スタイル

旅行中の朝食はホテル内でとることが多いが、マカオではぜひ外に出てマカオらしい朝食を楽しむ日を作りたい。中国風、ポルトガル風で違った個性が楽しめる。

中国風の直食は街の酒棲(レストラン)で。7時から8時頃に早茶(飲茶の朝食)が始まる。ほとんどが伝票に印をつけて注文する形式で、出来たての点心が味わえる。このほか、粥と麺の専門店も早朝から開業する。また、意外に知られていないのが中国風喫茶店の食廊で、菓子パンと中国風のコーヒーや紅茶を味わえる。朝食の定番といえるハムエッグも、やはり中華風の調理となっている。

対してポルトガル風朝食はコーヒーが主役。宵っ張りのラテンの人達は決して朝寝坊ではないが、朝食はとても軽い。コーヒーだけ、あるいは甘味のあるペストリーかビスケットで済ませ、小腹が空いたら10時ごろにカフェでペストリーをつまむといった具合だ。マカオでもそのような風習を引き継ぎ、街のカフェは生活必需品となっている。







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