今週のランキング、「チャーター」に注目−各社PKG発表も良く
[総評] 今週はチャーター便に展開が注目を集めたようです。最も関心が高いのは羽田/虹橋間。既に羽田/金浦間が定着しているように、パッケージツアーでの利用も視野に入れた旅行会社の動きも出始めているようです。羽田/虹橋間の動きは、金浦で起きたように成田が安く、羽田が高くという価格設定からスタートするのではという見方が多いようですが、成田に行くよりは便利という地域もあり、今後、1年から2年をかけて次第に定着していくことでしょう。
先週のアンコールエアーに続き、チャーターが話題になっているところですが、今週はスイスのエーデルワイス航空が日本への就航を開始し、来期も倍増する計画で引き続き市場に展開すること、スカイスターエアウェイズがタイと日本各地を結ぶことも発表されています。チャーター・ルールの規制緩和がこうした動きに繋がっていることと思いますが、旅行商品としてどのように販売されていくか、市場規模が広がるのか、現在の定期便の利用はどうなるか、などこれからも関心の高い課題が多い話題です。
大手ホールセラーの下期商品も発表されました。下期は基本的に上期の継続であるものの、新たな取組みも各社でされているようです。気になったのはランキング外ですが、ジャルパックのオプションを中綴じにしたつくり。パンフレットの役割は、デスティネーションのアピールという機能もありますが、それは旅行に行く前。旅行を予約、実際に行くときにパンフレットは必要なくなりますが、中綴じの小さい部分だけを持ち出せば持ち歩きも可能。そんな利用が広がれば、オプションも売れるのでは、と期待します。
また、金曜日・朝に掲載した記事がランキングの6位に食い込んだのが、「問合わせ窓口の3ツ星はエアーリンク、旅行業界のスタッフは能力に格差あり」。スタッフの能力に差があるのは当たり前の話ですが、「電話の保留時間が長く、初回の問い合わせでの解決率が低い」という点は、お客様が目の前まで来ており、そこで感じた印象は成約にいたる重要なプロセスであることから対応の改善が必要なのでしょう。
(過去の週間記事アクセスランキングはこちら)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(7月第2週:7月14日〜20日午後4時)
第1位
◆羽田/虹橋間チャーター、日本航空、全日空と中国東方、上海航空が就航へ(7.17)
第2位
◆エーデルワイス航空、新千歳に就航−来年は倍の運航を計画(7.17)
第3位
◆日本航空、成田のラウンジをリニューアル−商品競争力の向上を継続して実施(7.19)
第4位
◆ルックJTB、上期目標の69万人をほぼ達成の見込み−下期も質・量ともに追求(7.19)
第5位
◆日旅サービス、経理審査業務委託先が個人情報紛失(7.17)
第6位
◆問合わせ窓口の3ツ星はエアーリンク、旅行業界のスタッフは能力に格差あり(7.20)
第7位
◆スカイスターエアウェイズ、冬季にチャーター最大25便を計画、5日間日程で(7.18)
第8位
◆スターフライヤー、羽田/関西線開設、9月14日から運航開始へ(7.18)
第9位
◆スターウッド、2010年に日本初のセントレジス・ホテルを大阪に開業へ(7.18)
第10位
◆ジャルパック、4月から新たな賃金体系を導入−10%削減と成果報酬を一体化(7.19)
<ランキング外の注目>
◆旅行の予約から申込み行動、きっかけは身近な人、情報収集は検索エンジン(7.13)
◆ヴァージン・アトランティック航空、成田空港ラウンジをリニューアル(7.19)
◆ジャルパック、上期販売見込み人数は14%増−アジア、ミクロネシアが好調で(7.19)
先週のアンコールエアーに続き、チャーターが話題になっているところですが、今週はスイスのエーデルワイス航空が日本への就航を開始し、来期も倍増する計画で引き続き市場に展開すること、スカイスターエアウェイズがタイと日本各地を結ぶことも発表されています。チャーター・ルールの規制緩和がこうした動きに繋がっていることと思いますが、旅行商品としてどのように販売されていくか、市場規模が広がるのか、現在の定期便の利用はどうなるか、などこれからも関心の高い課題が多い話題です。
大手ホールセラーの下期商品も発表されました。下期は基本的に上期の継続であるものの、新たな取組みも各社でされているようです。気になったのはランキング外ですが、ジャルパックのオプションを中綴じにしたつくり。パンフレットの役割は、デスティネーションのアピールという機能もありますが、それは旅行に行く前。旅行を予約、実際に行くときにパンフレットは必要なくなりますが、中綴じの小さい部分だけを持ち出せば持ち歩きも可能。そんな利用が広がれば、オプションも売れるのでは、と期待します。
また、金曜日・朝に掲載した記事がランキングの6位に食い込んだのが、「問合わせ窓口の3ツ星はエアーリンク、旅行業界のスタッフは能力に格差あり」。スタッフの能力に差があるのは当たり前の話ですが、「電話の保留時間が長く、初回の問い合わせでの解決率が低い」という点は、お客様が目の前まで来ており、そこで感じた印象は成約にいたる重要なプロセスであることから対応の改善が必要なのでしょう。
(過去の週間記事アクセスランキングはこちら)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(7月第2週:7月14日〜20日午後4時)
第1位
◆羽田/虹橋間チャーター、日本航空、全日空と中国東方、上海航空が就航へ(7.17)
第2位
◆エーデルワイス航空、新千歳に就航−来年は倍の運航を計画(7.17)
第3位
◆日本航空、成田のラウンジをリニューアル−商品競争力の向上を継続して実施(7.19)
第4位
◆ルックJTB、上期目標の69万人をほぼ達成の見込み−下期も質・量ともに追求(7.19)
第5位
◆日旅サービス、経理審査業務委託先が個人情報紛失(7.17)
第6位
◆問合わせ窓口の3ツ星はエアーリンク、旅行業界のスタッフは能力に格差あり(7.20)
第7位
◆スカイスターエアウェイズ、冬季にチャーター最大25便を計画、5日間日程で(7.18)
第8位
◆スターフライヤー、羽田/関西線開設、9月14日から運航開始へ(7.18)
第9位
◆スターウッド、2010年に日本初のセントレジス・ホテルを大阪に開業へ(7.18)
第10位
◆ジャルパック、4月から新たな賃金体系を導入−10%削減と成果報酬を一体化(7.19)
<ランキング外の注目>
◆旅行の予約から申込み行動、きっかけは身近な人、情報収集は検索エンジン(7.13)
◆ヴァージン・アトランティック航空、成田空港ラウンジをリニューアル(7.19)
◆ジャルパック、上期販売見込み人数は14%増−アジア、ミクロネシアが好調で(7.19)