カンタス航空、プロダクトセミナーでケアンズ線の優位性をアピール

  • 2007年7月17日
 カンタス航空(QF)の東日本地区旅客営業部長旅行代理店担当の新谷重則氏は、ケアンズ・ジャパンミッション来日に伴うQFプロダクトセミナーの挨拶に立ち、「オーストラリアの旅行需要は停滞気味といわれるが、日本人の行きたい国のトップ3位に入る。多様な商品で魅力を打ち出していただくことがイメージを印象付け、伸びる要因になる」と、参加した旅行会社スタッフに呼びかけた。また、そのためにQFとして「安定した供給と販売しやすい環境を作っていく」ことも強調した。

 セミナーでは、QFのケアンズ線に関し、フライト時間が約7時間半で、往復ではホノルルより近いこと、さらに日本発の出発時刻がすべて20時半以降で仕事帰りに利用できるなどの利便性を強調し、商品造成のしやすさをアピール。座席数は1日計267席で、コードシェア運航をする日本航空より40%多いことから、「インセンティブや修学旅行などの団体にも適している」とアピールした。

 このほか、7月31日にオープンする成田空港のラウンジを紹介。710平方メートルの室内には全164席のほか、シャワーブース4台、パソコン13台、42インチ画面のテレビなどを配置。また、温かいスープや軽食などを用意するビュッフェカウンターも設置する。