旅行の予約から申込み行動、きっかけは身近な人、情報収集は検索エンジン
ヤフーバリューインサイトがこのほど実施した旅行情報に関する自主調査によると、予約から申し込みに至るそれぞれの段階で、情報入手の経路としてきっかけ段階では「身近な人」、情報収集では「検索エンジン」、比較検討段階は予約サイトや目的地のサイトなどに分散、最終決定段階でも同様に分散する傾向がわかった。また、予約申込みの経路としては、旅行会社の窓口が最も多く15.1%であったが、「じゃらん.net」が14.1%、「楽天トラベル」が11%と続き、50%超がウェブからの予約を占める結果であった。調査は6月中旬に、男女20歳から59歳を対象に、この1年以内にプライベートで旅行をした1000名から有効回答を得たもの。
旅行を検討する初期段階「きっかけ」は43.1%が身近な人と回答。次いで、検索エンジンやテレビ番組の回答でそれぞれ13%、12%だが、テレビ番組は50歳から59歳の層は16.4%と他の年齢層よりも効果が高いよう。情報収集段階は、全ての年齢層で検索エンジンの利用が高いが、20歳から29歳が「身近な人」で35.2%を示しているところもクチコミが広がっていることを示しているのか、興味深い動きだ。書籍、旅行代理店のサイト、ポータルサイト内のメニューなどもそれぞれ20%程度となっており、これらも効果があるようだ。
比較検討の段階では、年齢層によって接触する媒体にばらつきが見られる。全体としてはホテル予約サイト、検索エンジンを利用する率が30%超となっているが、ホテルなどの予約サイトを利用するのは40歳から49歳の層で、この年齢層はホテル・目的地などのサイト、総合旅行予約サイトを利用。30歳から39歳の層は検索エンジンの利用が最も高く、次いでホテルなどの予約サイトと続き、ポータルサイト内のメニューを利用するのもこの層の特徴のようだ。20歳から29歳の層は30代と同様だが、その利用割合はやや少なく、クチコミや掲示板サイトを利用が多いことが特徴。
なお、検索エンジンの認知、利用度ではヤフーが最も多く88.3%、グーグルが70%、goo、インフォシーク、MSNなどは30%を下回っている。
▽ヤフーバリューインサイト・旅行関連情報に関する自主調査
http://www.yahoo-vi.co.jp/news/report/common/pdf/070712.pdf
旅行を検討する初期段階「きっかけ」は43.1%が身近な人と回答。次いで、検索エンジンやテレビ番組の回答でそれぞれ13%、12%だが、テレビ番組は50歳から59歳の層は16.4%と他の年齢層よりも効果が高いよう。情報収集段階は、全ての年齢層で検索エンジンの利用が高いが、20歳から29歳が「身近な人」で35.2%を示しているところもクチコミが広がっていることを示しているのか、興味深い動きだ。書籍、旅行代理店のサイト、ポータルサイト内のメニューなどもそれぞれ20%程度となっており、これらも効果があるようだ。
比較検討の段階では、年齢層によって接触する媒体にばらつきが見られる。全体としてはホテル予約サイト、検索エンジンを利用する率が30%超となっているが、ホテルなどの予約サイトを利用するのは40歳から49歳の層で、この年齢層はホテル・目的地などのサイト、総合旅行予約サイトを利用。30歳から39歳の層は検索エンジンの利用が最も高く、次いでホテルなどの予約サイトと続き、ポータルサイト内のメニューを利用するのもこの層の特徴のようだ。20歳から29歳の層は30代と同様だが、その利用割合はやや少なく、クチコミや掲示板サイトを利用が多いことが特徴。
なお、検索エンジンの認知、利用度ではヤフーが最も多く88.3%、グーグルが70%、goo、インフォシーク、MSNなどは30%を下回っている。
▽ヤフーバリューインサイト・旅行関連情報に関する自主調査
http://www.yahoo-vi.co.jp/news/report/common/pdf/070712.pdf