全日空、B787型機は2008年度中に6〜7機受領−当初は国内線で利用

  • 2007年7月10日
 ボーイングの次世代機B787型機のローンチ・カスタマーである全日空(NH)は、2008年度中に6機から7機のB787を受領する予定だ。1号機は2008年5月に納入される見込みで、2009年度にも同じく6機から7機の受領を予定している。NH広報室では運用路線などは未定としながらも、「当初は国内線で運用する」との見解を示し、その後「B767型機の後継機という位置付け通り、機材を更新していく」としている。

 なお、7月8日にボーイングが開催したB787のテスト機材完成記念式典で、NH代表取締役社長の山元峯生氏が挨拶し、「『世界の人々に夢と感動を届ける』というANAの経営理念」に沿って、「人にも地球にも優しい787ドリームライナーで世界の人々に夢と感動を届けていきます」と語った。