カンタス航空、新千歳/ケアンズ線の季節便中止を決定−JQへの移管も無く
カンタス航空グループは季節運航をしていた新千歳/ケアンズ線の運航を中止することを決定、北海道の関係各所に周知している。QFによると、北海道側から就航の要望は強いが、カンタス・グループのネットワーク再編で収益性の高い路線への機材振り分けにより、今回の判断になったという。新千歳/ケアンズ線はオーストラリア航空(AO)が運航しており、AOが運航していた関西、名古屋の路線がカンタス・グループのジェットスター(JQ)が受け継いでいるが、この路線について「カンタス、ジェットスター共に今期は就航をする予定はない」(QFマーケティング部)という。
このところ、オーストラリアからニセコへの投資が活発化し、オーストラリア人の需要高まっていたところで今回の運休が決定し、インバウンドへの影響が懸念される。また、アウトバウンドでも農閑期の時期にオーストラリアへ訪れる需要もあり、アウトバウンドにも影響は少なからず及ぶところ。季節便とはいえ、定期便路線の運休は大きな衝撃で、チャーター需要を伸ばす取組みも必要だが、首都圏以外の各地に就航する定期路線について、インバウンド、アウトバウンドともに需要活性化に取り組む必要がある時期だろう。
このところ、オーストラリアからニセコへの投資が活発化し、オーストラリア人の需要高まっていたところで今回の運休が決定し、インバウンドへの影響が懸念される。また、アウトバウンドでも農閑期の時期にオーストラリアへ訪れる需要もあり、アウトバウンドにも影響は少なからず及ぶところ。季節便とはいえ、定期便路線の運休は大きな衝撃で、チャーター需要を伸ばす取組みも必要だが、首都圏以外の各地に就航する定期路線について、インバウンド、アウトバウンドともに需要活性化に取り組む必要がある時期だろう。