間際化すすむ、近年の年賀状事情
「ガタン」。小学生の頃から毎年、元旦の朝に郵便屋さんが我が家のポストに年賀状を入れると、一目散に玄関を飛び出して取りに行きます。年賀状はお年玉と同様にお正月の楽しみでした。…とはいうものの近年、年賀状の投函が30日、31日になりました。良くない傾向と分かっているのですが。今年は元旦に、相手の手元に届けられるよう、取り組みます!
さて、「皆さんは、年賀状をしっかり送っているのかな?」との思いから、年賀状に関連する調査物を調べてみました。郵政省によると、2006年の元旦に全国で配達された年賀状は前年比7.8%減の20億5200万通(国民1人当たり、前年比約1通減少となる約16通)。この数は残念ながら、年々減少する傾向です(下図を参考)。
元旦に届く年賀状の数が減少しているのは察することができましたが、ここで注目すべき点は、投函のピークが12月30日の2億5200万通であること。やはり、この頃になってしまうんですね。これでは、遠方の場合は元旦の配達が怪しいところです。
また、近年は電子メールでグリーティングカードを送る人も増えています。ウェブ・マーケティングの調査では、「2006年度年賀はがきを送る予定の人」が43.7%、「年賀状メールを送る予定の人」が30.17%との結果がでました。これは全国の10代から60代以上の男女1064人に調査。年齢層では、10代が3.2%、20代が22.27%、30代が41.17%、40代が22.56%、50代が7.89%、60代以上が2.91%。ウェブ上の調査ですし、回答者はインターネットに慣れ親しんでいる人たちと想像できますが、グリーティングカードの普及に少々驚きました。なお、グリーティングカードの宛先は「友人・知人・職場同僚」が94.62%とトップでした。お手軽感はもちろん、デザインの種類の豊富さなどが理由と考えられます。
このように、年賀状についてちょっと調べてみましたが、何だか寂しく感じます。私自身、30日に投函している身で大きな声で言えないのですが。来年こそは相手の方の手元に年賀状を届け、年賀状を手にしたときの、あたたかみ、喜びを共感したいものです。
トラベルビジョン 高橋絵美
さて、「皆さんは、年賀状をしっかり送っているのかな?」との思いから、年賀状に関連する調査物を調べてみました。郵政省によると、2006年の元旦に全国で配達された年賀状は前年比7.8%減の20億5200万通(国民1人当たり、前年比約1通減少となる約16通)。この数は残念ながら、年々減少する傾向です(下図を参考)。
元旦に届く年賀状の数が減少しているのは察することができましたが、ここで注目すべき点は、投函のピークが12月30日の2億5200万通であること。やはり、この頃になってしまうんですね。これでは、遠方の場合は元旦の配達が怪しいところです。
また、近年は電子メールでグリーティングカードを送る人も増えています。ウェブ・マーケティングの調査では、「2006年度年賀はがきを送る予定の人」が43.7%、「年賀状メールを送る予定の人」が30.17%との結果がでました。これは全国の10代から60代以上の男女1064人に調査。年齢層では、10代が3.2%、20代が22.27%、30代が41.17%、40代が22.56%、50代が7.89%、60代以上が2.91%。ウェブ上の調査ですし、回答者はインターネットに慣れ親しんでいる人たちと想像できますが、グリーティングカードの普及に少々驚きました。なお、グリーティングカードの宛先は「友人・知人・職場同僚」が94.62%とトップでした。お手軽感はもちろん、デザインの種類の豊富さなどが理由と考えられます。
このように、年賀状についてちょっと調べてみましたが、何だか寂しく感じます。私自身、30日に投函している身で大きな声で言えないのですが。来年こそは相手の方の手元に年賀状を届け、年賀状を手にしたときの、あたたかみ、喜びを共感したいものです。
トラベルビジョン 高橋絵美