極楽温泉でほっこりしたい!

身も凍る季節、日本人に欠かせないのが温泉ですね!東日本に多い白濁の湯をはじめ、錆色、黒色、時間によって色が変わるものまで、温泉の魅力は土地それぞれ。そんな数ある温泉のなかでも、私が大好きなのは無色透明の重曹泉やアルカリ泉です。なぜなら、そこは女性にうれしい”美人の湯”だから!お肌の角質をやさしくとって、潤いを与える成分がお肌ツルツルを実現してくれるのです。
日本だけでなく、世界に目を向けると温泉やスパが各地に見られますね。古くはローマで古代人が大浴場を、世界の四大美女である楊貴妃も中国・西安近郊の清華池で玄宗皇帝とともに温泉を楽しみました。今まで私が訪れた中で印象的だったのは、まるで日本を思わせる温泉情緒に溢れた台湾の新北投温泉や、ぬるめのお湯に立ってつかる(?)ハンガリーのキラーイ温泉。ニュージーランドのロトルアでは、水着を着た欧米人が、シダ植物が茂る日本風の露天風呂で泳ぐ姿に不思議な気分になったのを覚えています。温泉の楽しみ方は、世界さまざまですね。
それでも、源泉の数が2万3000もあるという日本は温泉天国!最近は横綱・草津温泉をはじめ、黒川温泉や城崎温泉など外湯めぐりができる温泉街が人気だそうです。湯めぐりをしながら、下駄の音を鳴らして温泉街をぶ〜らぶ〜ら。ちょっと寄り道、そばと地酒できゅっと一杯!体が冷えたら次のお風呂を目指し、お湯につかって深呼吸・・・。まさに極楽、極楽!
ほっこり、ほっこり、温泉に行くことができる休日を夢見て、日々のお仕事がんばりたいと思います。
トラベルビジョン 山岡 薫