カリフォルニア州、日本向け予算6億円−露出増を狙いプロモーション強化へ

日本向けの予算は、カリフォルニアの露出を増やす目的で使用し、主に企業タイアップによるプロモーション、企業CMでカリフォルニアのシーンを露出するよう促すほか、広報活動の強化や隔月に配信していたニュースレターを月刊とする。また、JATA旅行博のブース出展を増やし、大規模な消費者向けのPRをする予定だ。
CTTCは昨年12月、日本でメディア、消費者、旅行業界を対象にアンケートを実施。このうち、カリフォルニアのイメージは「ビーチ」、「サンシャイン」、「パームツリー」などポジティブなものが多かったという。同観光局は今後のプロモーションでは、こうしたポジティブなイメージを維持し、旅行業界から集まっている需要を喚起する露出増に応えたい考え。具体的には、ポジティブなイメージに加え、都市としてはサンフランシスコやロサンゼルスの主要2大都市以外にサンディエゴ、モントレー、カーメル、サクラメント、レイクタホなどもアピール。国立公園は、日本で著名なヨセミテだけでなく、デスバレーなどの国立公園も露出していくという。