日本航空と全日空、それぞれ入社式を開催−安全は会社の基盤と強調
日本航空の西松遙社長は入社式の挨拶で、「現在会社は運航トラブルなどの影響により、厳しい状況にあるが、皆さんが就職活動をしていた時期は、JALが社会から厳しく糾弾を受けていた時期。その中で、日本航空を選択してくれたことを大変ありがたく思うと同時に、頼もしく思う」とし、「一緒に頑張っていこう」と語りかけた。
また、JALグループとして必ず再生すると述べた上で、今後の数十年の視座から日本の航空業界には将来性があると新入社員に対して呼びかけ。今後の団塊世代の旅行需要、経済のグローバル化によるビジネス需要増が見込まれるほか、羽田空港の発着枠の拡大などを挙げて、「組織改革を進め、筋肉質の会社となることで、日本航空は将来にわたって持続的に成長していけると確信している」と新入社員を前に強い意思を示した。
ただし、こうした将来像はすべて「安全」の上に成り立っていると強調。これは社員全員で意識することで、「一便一便の安全を積み重ねること、サービス改善のたゆまぬ努力をし続けることが求められている」と述べた。
全日空の山元峯生社長は格納庫で開催した入社式において、「安全は経営の基盤であり、社会への責務」と述べ、先月の高知空港でのトラブルを引き合いに、「一度のトラブルでANAへの『安全』と『信頼』が揺らぐこと、経営の基盤が揺らぐことを、これから先もよく覚えておいてください」と強く呼びかけた。また、社員としては「一日もはやく仕事の『プロ』になってください」と語り、基礎が重要でこれを応用、工夫していくことが出来るとも語り、プロとして互いに尊敬、尊重しながら挑戦をし続けて欲しいと語った。
また、JALグループとして必ず再生すると述べた上で、今後の数十年の視座から日本の航空業界には将来性があると新入社員に対して呼びかけ。今後の団塊世代の旅行需要、経済のグローバル化によるビジネス需要増が見込まれるほか、羽田空港の発着枠の拡大などを挙げて、「組織改革を進め、筋肉質の会社となることで、日本航空は将来にわたって持続的に成長していけると確信している」と新入社員を前に強い意思を示した。
ただし、こうした将来像はすべて「安全」の上に成り立っていると強調。これは社員全員で意識することで、「一便一便の安全を積み重ねること、サービス改善のたゆまぬ努力をし続けることが求められている」と述べた。
全日空の山元峯生社長は格納庫で開催した入社式において、「安全は経営の基盤であり、社会への責務」と述べ、先月の高知空港でのトラブルを引き合いに、「一度のトラブルでANAへの『安全』と『信頼』が揺らぐこと、経営の基盤が揺らぐことを、これから先もよく覚えておいてください」と強く呼びかけた。また、社員としては「一日もはやく仕事の『プロ』になってください」と語り、基礎が重要でこれを応用、工夫していくことが出来るとも語り、プロとして互いに尊敬、尊重しながら挑戦をし続けて欲しいと語った。