日本航空・西松社長、加盟の「経済効果は30億円」、分科会発足し効果高める

加盟により「JLの発展に繋がる。社内にさまざまな変化がもたらされる」として、ワンワールドの8つの分科会に参加。マーケティング、セールス、IT、整備、燃費削減などの運航、空港関係、宣伝などに関するもので、それぞれの下に現場レベル、部長クラス、役員クラスのワーキンググループが設置されており、JLもこれに加わることで、相乗効果の発揮を目指す。
▽正式加盟を記念してワンワールド・デザイン機就航
JLは4月1日に正式にワンワールドへ加盟することを記念し、「JALワンワールド・デザイン機」を国内線、国際線に各1機、就航する。機体デザインは全面にワンワールドのネットワークをイメージしたもの。2007年4月以降、国内線では羽田/札幌、伊丹、福岡路線など、国際線では成田/欧州路線で運航する予定だ。機材は国内線がボーイングB777-300型機、国際線がB777-200ER型機。