JLとJTB提携施策、日本各地からチャーター便展開−JTB単独用機者で欧州へ
日本航空(JL)とジェイティービーは昨年夏に合意した海外旅行等の業務提携に基づき、今夏にヨーロッパ方面のチャーター便展開を拡充する。日本各地発のスイス行き、東京発クロアチア行き、東名阪に福岡を加えたチェコ、ハンガリー行きが主なもの。便数としては31本を運航、機材はボーイングB777型機、またはB747-400型機を利用、約7000席を提供する。JLでは約12億円の増収を見込んでいる。
JLは夏期に運航していたスイスへの便を撤退する計画を示しているが、今回のチャーター計画では福岡、函館・札幌、仙台、大分、鹿児島、長崎・新潟、北九州、福岡、熊本、広島など、日本各地からのチャーター便の実施で、幅広い需要に応える。特に、スイスは団塊世代に人気のデスティネーションで、旅客としては成田での乗換から、地元発の直行便となることで利便性が高まる。JLとしても、運休をカバーするなど最もメリットを出しやすい路線であったと見られる。
新デスティネーションの開発ではクロアチアへのチャーター便を実施する。成田発着で、ザグレブ、ドブロブニクへと乗入れる。JTBが昨年10月にザグレブに営業所を開設、2007年度は最大2500名を取扱目標としているが、こうした点も考慮されたようだ。
なお、用機者はプラハ方面を除き、JTBが単独。JTBとしては昨年、欧州方面へのチャーターを単独で実施した例は無く、JTBとしても新たな需要開拓となる。JTBによるとツアー商品の内容は、現段階で確定していないとしている。
JLは夏期に運航していたスイスへの便を撤退する計画を示しているが、今回のチャーター計画では福岡、函館・札幌、仙台、大分、鹿児島、長崎・新潟、北九州、福岡、熊本、広島など、日本各地からのチャーター便の実施で、幅広い需要に応える。特に、スイスは団塊世代に人気のデスティネーションで、旅客としては成田での乗換から、地元発の直行便となることで利便性が高まる。JLとしても、運休をカバーするなど最もメリットを出しやすい路線であったと見られる。
新デスティネーションの開発ではクロアチアへのチャーター便を実施する。成田発着で、ザグレブ、ドブロブニクへと乗入れる。JTBが昨年10月にザグレブに営業所を開設、2007年度は最大2500名を取扱目標としているが、こうした点も考慮されたようだ。
なお、用機者はプラハ方面を除き、JTBが単独。JTBとしては昨年、欧州方面へのチャーターを単独で実施した例は無く、JTBとしても新たな需要開拓となる。JTBによるとツアー商品の内容は、現段階で確定していないとしている。