コンチネンタル航空、06年通期の純利益は3億4300万米ドルを計上

  • 2007年1月29日
 コンチネンタル航空(CO)は2006年通期(2006年1月〜12月)で純利益3億4300万米ドル(約417億194万円)を計上した。これは、2005年通年の純損失6800万米ドル(約82億6744万円)と比べ大幅な改善。なお、コパ・ホールディングス株の売却による利益9200万米ドル(約111億8535万円)とその他の特別項目5300万米ドル(約64億4374万円)が含まれる。特別項目を除いた通期純利益は3億400万米ドル(約369億6032万円)となり、05年の純損失2億500万米ドル(約249億2389万円)と比較して大きく改善した。営業収入は前年比17.1%増の131億2800万米ドル(約1兆5961億0214万円)、営業費用が12.6%増の126億6000万米ドル(約1兆5401億7542万円)、営業利益が4億6800万米ドル(約568億9944万円)。COは価格上昇により燃料費が前年比で5億1000万米ドル(約620億580万円)強増加したが、売上の力強い伸び、コスト削減策の継続を背景に純利益の改善に結びついたと分析する。

 なお、主要路線の有償旅客数は前年比8.6%増の4878万8000人、有償旅客マイル(RPM)は11.1%増の791億9200万RPM、有効座席マイル(ASM)が8.9%増の976億6700万ASM。旅客の搭乗率は主要路線が1.6ポイント増の81.1%、米国内線が2.4ポイント増の83.6%、国際線が0.7ポイント増の78.2%であった。