日本航空、ファーストクラスの新シートを披露、12月には幹線で本格展開

  • 2007年1月18日
 日本航空は国内線でファーストクラスを導入する。これは10月1日から予約を開始し、12月1日から羽田/伊丹線を中心に本格的なサービスを開始する計画。導入する路線は羽田/伊丹線のほか、羽田/福岡線、羽田/札幌線の幹線で、ボーイング777-200型機の15機に導入する。今夏には価格、サービス開始時期などを正式に決定する予定だ。運賃についても、ファーストクラスを利用できる運賃を限定するか否かなども検討中としており、クラスJで各種運賃から一律1000円追加という設定を変更し、対象運賃を限定することも視野にあるよう。



 ファーストクラスのシートは自宅のソファー感覚ですごせるものを目指し、プライベート空間を確保する木目調のセンターコンソールと大型テーブルを備えたもの。座席配列は「2−2−2」で、座席数は14席。シートピッチは約127センチメートルで、旧スーパーシートと比較し、25センチ以上の広さを確保した。