
ANAグループは2007年3月、世界で初めてボーイングB737-700ER型機の客室仕様を導入する。ビジネスクラス「CLUB ANA BJ」は24席、シートピッチが最大61インチ、シート幅が20.6インチ。また、エコノミークラス「Economy BJ」の座席数はビジネスクラスと同じく24席、シートピッチが38インチ、シート幅が20.5インチで、欧米線のプレミアムエコノミーと比べ、シート幅は2インチ広い。なお、この機材は来年3月25日に就航する名古屋/広州線で使用する。
B737-700ER型機の導入は、ANAグループがコスト競争力の強化に向けて推進する機種統合による直接費用の削減、経済性の高い機材の導入など、フリート戦略の一環。同機材は順次導入しているボーイングB737-700型機と共に、ANAグループの次世代小型ジェット機として位置付けている。