ルフトハンザ、長距離用に27機の新型機材を発注

  • 2006年12月11日
 ルフトハンザドイツ航空(LH)の取締役会はこのほど、新たに27機の長距離用の機材発注を決定した。発注機材、および納入時期はボーイングB747-8ジェット20機を2010年から、長距離用エアバスA340-600型機7機を2008年からというもの。また、B747-8型機は20機のオプション発注も含まれている。

 LHはB747-8を運航する初の航空会社となる見込み。この機材では約400席となり、約550席のA380型機、約300席のA340-600型機の中間にあり、供給量の増加を目指すLHとしては機材構成、空港のスロット枠との関係から「完璧にフィットする」としている。

 また、B747-8型機は機材更新だけでなく、燃料費をはじめとする運航費の削減を見込む。同機は新型のエンジンも搭載し、従来機と比較して排気量が20%減となり、燃費、環境効率が高まる。