ユナイテッド航空、トレーダーヴィックスメニューを日本路線に導入

  • 2006年12月1日
 ユナイテッド航空(UA)は来年1月9日から、ポリネシアンフレンチと中華が融合するレストランとして有名なトレーダーヴィックと機内食を共同開発、日本発の路線で提供を開始する。新メニューを提供する路線は、成田/ホノルル線、関西/ホノルル線のほか、成田/シンガポール線、成田/バンコク線、成田/香港線、成田/台北線のファーストクラス、およびビジネスクラス。

 このメニューは、トレーダーヴィックスのサンフランシスコ本店に勤務するシェフ、ポール・パブリー氏とUAのエグゼクティブシェフであるジェリー・ガリー氏がUA限定メニューとして考案したもの。UAは成田に自社の機内食会社を持つ強みを活かし、機内で高品質なメニューを提供する。UA太平洋地区副社長のマーク・シュワブ氏は、「今年でアジア太平洋路線の就航20周年を迎え、日本路線は23周年になった」と語り、一層のサービス拡充を目指して2006年に引き続き2007年も各種サービス、施策を予定していることを強調した。

 UAは以前、アメリカ本土/ハワイ線においてトレーダーヴィックスのメニューを提供、今年8月から再び、トレーダーヴィックスのメニューを機内食に採用したところ反響が良いという。こうした旅客からの反応を受け、日本路線でも同社のメニューを採用。さらに、トレーダーヴィックスはトロピカル・カクテルのマイタイの店として有名なことから、機内にマイタイも搭載する。