日本/サウジアラビア間の航空協定締結へ
日本とサウジアラビアの航空協定締結に向けた交渉が本日、および7日にジェッダで開催される。この協議は今年4月に行った航空当局間の準備会合を踏まえ実施するもの。春の時点ではサウジアラビア側が大阪、名古屋の2地点にボーイング747型機で5便相当、日本側がジェッダ、リヤド、ダンマンにB747型機で5便相当での乗り入れに合意しており、今回の交渉において正式合意とするもの。日本側の代表は外務大臣参事官の杉山晋輔氏、国土交通省航空局交渉官の林泰三氏、サウジアラビア側は民間航空局長のアブドラ・レハイミ氏が出席する。
現在、日本/サウジアラビア間の航路は、サウジアラビア航空(SV)がジェッダ/リヤド/関西間を週1便で9月6日から就航。これは正式な日本/サウジアラビア間の航空協定ではなく、行政許可として運航を開始したもの。ただし、SVは9月27日以降、巡礼の需要が多い時期であることから、関空への乗り入れを運休しているところ。今回の交渉で国交省は、年明けから来春と言われるSVの運航再開についても情報を得たい考え。
SVの運休はマニラ以遠で混雑していることで、関西発で座席を確保しにくいという実情もある。今回の交渉締結により、直行便での運航も可能となり、状況の改善にも期待されるところ。
現在、日本/サウジアラビア間の航路は、サウジアラビア航空(SV)がジェッダ/リヤド/関西間を週1便で9月6日から就航。これは正式な日本/サウジアラビア間の航空協定ではなく、行政許可として運航を開始したもの。ただし、SVは9月27日以降、巡礼の需要が多い時期であることから、関空への乗り入れを運休しているところ。今回の交渉で国交省は、年明けから来春と言われるSVの運航再開についても情報を得たい考え。
SVの運休はマニラ以遠で混雑していることで、関西発で座席を確保しにくいという実情もある。今回の交渉締結により、直行便での運航も可能となり、状況の改善にも期待されるところ。