エアーパラダイス、新たな経営体制で日本にも再就航へ

  • 2006年10月24日
 エアーパラダイス・インターナショナル(AD)先ごろ、新たなマネージメント体制とし、年末を目処に再度就航をする計画だ。先ごろADの新社長のラジャン・サンサランピライ氏が来日、国土交通省に今後の方針を説明したほか、日本航空(JL)へのグランドハンドリングの協力を要請したという。

 新たな体制となるADは、これまで就航していたオーストラリア、韓国、台湾、日本に加え、中国、タイ、インド、スリランカ、中東各国に路線の展開を計画している。また、12月にはデンパサール、スラバヤ、ジャカルタなどのインドネシア国内線にも就航する。機材はボーイングB767型機、B737型機の2機種に限定し、効率化を図る。

 なお、日本路線については、関西空港に定期便を就航した後、羽田発のチャーター便へと移行していた。再開にあたっては、チャーターを主軸として展開する方針だが、定期便の就航も視野に入れ、取組みを進める。AD日本支社長の小西一光氏は、「エアーパラダイスが再就航する事により、バリ島が再び世界の観光ディスティネーションとして脚光浴びるよう協力させて頂きたい」と語っている。