アメリカン航空、第3四半期は1500万米ドルの利益計上、売上高は7.7%増
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションは2006年度第3四半期の決算を発表、これによると前年比1億6800万米ドルを上回る1500万米ドル(約17.8億円)の利益を計上した。燃油ヘッジ契約などの薄価を削減するための9900万米ドルの非現金費用が含まれる。これを除いた場合、1億1400万米ドル(約135億円)の利益となる。第3四半期のロードファクターは81.7%、イールドは前年比7.0%上昇。そのほか、有効座席1マイル当りの旅客収益は前年比 7.7%増加したほか、主要幹線では3.8%増加した。
燃油価格の低下により、7月19日時点での試算に比べ、予算した下半期の燃料費が5億2800米ドル削減。しかし、依然として燃料費は史上最高値レベルで推移し続けていることから、引き続き燃料費、他の支出の削減していく。AMRは再建計画「ターンアラウンド・プラン」の基本策である経費削減、収益増収、顧客サービスの向上、運航簡素化の実現を目指し、全社をあげた取り組みを進める。
AAが9月に米国郵政公社と5年契約を締結、この契約による収益を5億米ドルと見込んでおり、整備部門では2008年末までに年間9500 万米ドル相当の収益とコスト削減を行う。さらに、国際線ビジネスの強化として2007年3月からダラス・フォートワース/北京間を1日1便の直行便を就航する計画だ。
また、06年第3四半期の連結収益は前年比6.6%増の58億米ドル超となった。予約変更、有償アップグレード、機内食販売、他社からの整備受注などを含む収益は前年比13.3%増の3億3300万米ドル。なお、8月のロンドンで起きたテロ未遂の影響で8月、9月の売上高は 5000万米ドル以上の減少となった。
燃油価格の低下により、7月19日時点での試算に比べ、予算した下半期の燃料費が5億2800米ドル削減。しかし、依然として燃料費は史上最高値レベルで推移し続けていることから、引き続き燃料費、他の支出の削減していく。AMRは再建計画「ターンアラウンド・プラン」の基本策である経費削減、収益増収、顧客サービスの向上、運航簡素化の実現を目指し、全社をあげた取り組みを進める。
AAが9月に米国郵政公社と5年契約を締結、この契約による収益を5億米ドルと見込んでおり、整備部門では2008年末までに年間9500 万米ドル相当の収益とコスト削減を行う。さらに、国際線ビジネスの強化として2007年3月からダラス・フォートワース/北京間を1日1便の直行便を就航する計画だ。
また、06年第3四半期の連結収益は前年比6.6%増の58億米ドル超となった。予約変更、有償アップグレード、機内食販売、他社からの整備受注などを含む収益は前年比13.3%増の3億3300万米ドル。なお、8月のロンドンで起きたテロ未遂の影響で8月、9月の売上高は 5000万米ドル以上の減少となった。