JATA、日本インバウンドでの入国審査時間など調査へ、韓国からの意見を受け
日本旅行業協会(JATA)は先ごろ、韓国一般旅行業協会(KATA)とのツーリズムフォーラムを開催、この際に、日本インバウンドについて韓国側からの意見として、入国審査の時間が長いという指摘があったという。特に、こうした長いという事例は成田、関西、名古屋などの主要空港ではなく、地方空港へのチャーター便利用時などが多いという。例えば、韓国から九州へのチャーター便を利用してツアーを企画している会社などについては、韓国/九州間のフライトが約40分から50分のところ、入国審査に1時間かかると言った事例もあるという。
JATAではこうした点について、実態についての調査を行い、法務省に対して問題提起をする考え。入国審査の方策については、日本/韓国共催のサッカーワールドカップ開催時の事例、またアメリカ/カナダ間で実施する「プリクリアランス」が念頭にある。これ以外にも実例として、中国から日本へのチャーター便の機内で審査を実施した例もあることから、こうした対処を求めるものと見られる。
JATAが現状調査に乗り出すには、現在の韓国の旅行者が日本をデスティネーションとして高い評価をしていることもある。先のJATA/KATAフォーラムで紹介された調査資料として、韓国人の海外旅行出国先では中国が第1位、日本は第2位であるが、「もう一度、訪れたい国は?」という質問に日本が第1位、アメリカが第2位と、旅行者の満足度が高いと紹介された。こうした高い満足度を維持し続けるためには、入国の場面での対応を改善することで、地上費が高いと言われる日本インバウンドについて、総合的なバランスでデスティネーション競争ができるとの考え。
JATAではこうした点について、実態についての調査を行い、法務省に対して問題提起をする考え。入国審査の方策については、日本/韓国共催のサッカーワールドカップ開催時の事例、またアメリカ/カナダ間で実施する「プリクリアランス」が念頭にある。これ以外にも実例として、中国から日本へのチャーター便の機内で審査を実施した例もあることから、こうした対処を求めるものと見られる。
JATAが現状調査に乗り出すには、現在の韓国の旅行者が日本をデスティネーションとして高い評価をしていることもある。先のJATA/KATAフォーラムで紹介された調査資料として、韓国人の海外旅行出国先では中国が第1位、日本は第2位であるが、「もう一度、訪れたい国は?」という質問に日本が第1位、アメリカが第2位と、旅行者の満足度が高いと紹介された。こうした高い満足度を維持し続けるためには、入国の場面での対応を改善することで、地上費が高いと言われる日本インバウンドについて、総合的なバランスでデスティネーション競争ができるとの考え。