エア・パシフィック、営業利益40%減、ホテル税徴収などで旅客流れる

  • 2006年6月9日
 エア・パシフィック航空(FJ)の2005/06年度(2005年4月1日〜2006年3月31日)決算は総収入が前期比2%増の4億4900万フィジードル、総支出は5.7%増の4億2890万フィジードル、税引前営業利益は40%減の2150万フィジードルとなった。支出の増加は燃料費が主な要因となり、総支出に占める燃料費の割合は前期の27%から34%へと拡大した。
 また旅客数についても2006年1月から3月については前年割れ。これは新たにホテル税の徴収を巡る混乱などが影響しているほか、ホテル単価も上昇したことによる他のデスティネーションとの競争力の点で旅客が他に流動したものとFJでは見ている。