SQ、05/06年年度連結決算、売上11.1%増も営業利益は7.9%減

  • 2006年5月25日
 シンガポール航空(SQ)グループの2005年/2006年会計年度連結決算によると、売上は旅客、貨物の運賃の上昇で前年比11.1%増の13億2800万シンガポールドル(約938億円)を計上した。ただし、営業利益は燃油価格高騰により7.9%減の12億1300万シンガポールドル(約856億円)となった。燃油費はグループ費用の35%を占め、前年比25.2%増となった。なお、SQ単独の営業利益は6.7%減の6億5100万シンガポールドル(約459億円)でグループ全体の営業利益の56.6%を占める。

 また、05年/06年会計年度の旅客数は6.6%増の1699万5000万人となり、グループ史上、過去最高を記録。旅客乗客キロは6.6%増、有効座席キロは4.6%増となり、旅客利用率は1.5ポイント増の75.6%となった。