KA、第1四半期業績、旅客10%増で今後も増加基調、経営的には厳しい環境も
香港ドラゴン空港(KA)の2006年度第1四半期業績は、旅客が前年比10.7%増の123万4651名、貨物は前年比8.1%増の9万2281トンとなった。KAでは、旅客の好調な伸びについて、3月が前月比で13.3%増の44万4183人となったことが大きく寄与している、としている。また、夏スケジュールでは大幅な便数拡大を図っており、KAは今後も上昇傾向が続くとし、2006年半ばに予定する中国本土での新規就航により、個人旅客の拡大を期待している。
ただし、燃料価格の高騰についてKAでは、市場開放と市場競争が重なり、旅客、貨物とも実績そのものは好調であるものの、特に燃油費を含む経費増大を誘引することから、経営環境としては引き続き「非常に難しい」としている。
ただし、燃料価格の高騰についてKAでは、市場開放と市場競争が重なり、旅客、貨物とも実績そのものは好調であるものの、特に燃油費を含む経費増大を誘引することから、経営環境としては引き続き「非常に難しい」としている。