エア・カナダ（AC）はこのほど、4月の全体ロードファクター（座席利用率）を前年同月期比1.7％増の82.2％と発表、4月期としては過去最高を記録した。

　ACの輸送量予測によると、4月の有償旅客マイル（RPM）は前年比3.0％増、全体座席数は1.0％増加したことから、ロードファクターの最高記録につながった。ACグループ会社で地域限定航空会社のJazzのRPMは、前年比77.8％増、座席数は75.9％増加し、ロードファクターは前年同月期比で0.8％増の71.3％。ACとJazzの連結ベースでの全体輸送量は6.4％増、座席供給量は4.7％増し、ロードファクターは81.2％となった。国別路線では、北アメリカ路線の連結ベースでの輸送量が8.5％増と、好調を維持している。