トラベルカウンセラー制度、知識維持のためDSの更新は必要
このほど、トラベル・カウンセラー制度の改善計画がまとまったが、日本旅行業協会(JATA)によると従来の仕組みであったデスティネーション・スペシャリストのスキルアップ、レベルの維持を目指した更新制度は維持したい考えだ。現在のところ、具体的に更新する仕組みについて実質的な検討はなされていないが、日本旅行業協会(JATA)事務局長の石山醇氏は「できるだけ、知識を更新するためのテストなどをしたい」と語り、ブラッシュアップの必要性を力説する。従来の仕組みでは5年に1回は最新情報を確認するため、更新制度を採用したが、恒常的にスキルアップするためにはこうした仕組みも必要だ。
ただし、今回の同制度の改善計画では時間や費用の点に大きく手を入れたものとなったが、更新の制度でも、旅行会社の現場の「忙しさ」を考慮しながらも、消費者に対する質の高いサービスの提供という観点も踏まえた更新の制度を考えていく必要がありそうだ。
ただし、今回の同制度の改善計画では時間や費用の点に大きく手を入れたものとなったが、更新の制度でも、旅行会社の現場の「忙しさ」を考慮しながらも、消費者に対する質の高いサービスの提供という観点も踏まえた更新の制度を考えていく必要がありそうだ。