JATA受注型企画旅行セミナー、全国1500人超の参加、今後も地方で継続開催へ

  • 2006年3月16日
 日本旅行業協会(JATA)は3月8日の新潟会場をもって、全国各地で開催した受注型企画旅行推進セミナーを終えた。全会場の有料での集客人数は1589人。特に、事前申込み者の減少も少なく、当日の参加者が多かったことから、JATAでは参加者の熱意を感じるとしている。

 また、各会場でのアンケートを実施。この中でセミナーへの参加理由として、基調講演が23%、実際の受注型企画旅行の運用についての討論をするティーチインミーティングが53%と、受注型企画旅行への期待が高いとJATAでは分析。また、実際の内容での満足度では、基調講演は75%が参考になったと回答、ティーチインミーティングは71%が有益と回答したという。JATAでは初期の目的は達成したとしており、今後も受注型規格旅行の推進に向け、4月にはアンケートを基にした総括を行い、今後の方向性を議論する。特に、東京、大阪、名古屋以外の地域でのニーズが高いことから、今回のセミナー形式にこだわることなく、地方でも幅広く、年1回程度の継続的な開催を検討していく。