NZ、05/06年度中間期決算は純利益が45%減、ロードファクターは76%

  • 2006年3月7日
 ニュージーランド航空(NZ)の2005/06年度中間期決算(2005年7月1日〜2005年12月31日)の経常利益は前年比45%減の8100万ニュージーランドドル(約62億6827万円)、税引後純利益は55%減の4600万NZドル(約35億5975万)であった。NZは、燃油高が多大に業績を及ぼしたほか、燃料先物取引(燃料予約)の差益幅が減少したことが、収益を圧迫した要因と分析する。NZは今期、大幅なコスト削減策を実施。経営効率向上への取り組みを引続き推進する。
 NZグループの旅客数は前年比4.5%増の600万人で、総座席供給量(ASK)は4.2%増の171億ASK、有償旅客キロ数(RPK)は4.2%増の130億RPK。ASKとRPKの伸び率が同様の伸びを示すことから、ロードファクターは76.1%と前年と横這いとなった。