NH、年末までに国内線で完全チケットレス化を目指す

  • 2006年2月28日
 全日空(NH)は2006年末を目処に国内線の全旅客のチケットレス化を目指す。3月1日から、ANAカウンターや旅行会社でのチケットレス化「スマートeチケット」を順次拡大する。今後は、旅客の要望に応じて「航空券ご利用案内書」を発行し、スマートeサービスの利用や航空券紛失を防ぎ、利便性の向上を図る。

 この「航空券ご利用案内書」は、当日空港で自動チェックイン機にかざすだけで航空券を受取ることができる2次元バーコードを採用しており、空港の自動チェックイン機などでの搭乗手続きをスムーズにする。サイズは、従来の航空券よりも一回り小さい大きさだ。

 ANAカウンターや旅行会社は昨年12月から取扱いを開始。2006年1月の実績では約15%の旅客が利用している。また、ホームページや予約・案内センターなどでの取扱いを含めると旅客の約50%が利用しているという。