JALグ、ローソンと提携カード発行、両社の集客力を活かした展開へ

  • 2006年1月26日
 JALグループはローソンと提携カード「JMBローソンパスVISA」の発行で合意、両社は顧客サービス向上、新規需要の創出で業務提携する。新カードの申込み受付は3月から、利用開始は4月を予定している。
 このJMBローソンパスVISAは、現在のクレジット機能付きポイントカード「ローソンパスVISA」に「JALマイレージバンク(JMB)」の機能を合わせたもので、JALマイルとローソンポイントの相互交換が可能。JALマイルからローソンポイントへの移行は、1万マイルを1万ローソンポイントとし、年間2回まで交換が可能。ローソンポイントからJALマイルへの移行は、2ローソンポイントを1マイルとして交換できる。

 なお、両社は今後、共同プロモーションでの協業体制を築く方向を検討する。具体的にはJMB会員は2005年12月末現在は登録会員数が約1821万人、ローソンパスの発行数は12月末現在で約214万枚を数える集客力を活用することとなるが、カードサービスの拡充、ツアー販売、中国事業の協力など、全般的に検討する方向だ。