スカンジナビア航空（SK）はこのほど、ボルボ・オーシャン・レース2005-2006のプロモーションで提携した。SKとボルボ社はスカンジナビアの企業である以外、安全、品質、確信を企業理念とする共通点があるほか、活動的なライフスタイルを追及する顧客層も類似。こうしたことを踏まえ、今回の戦略的提携となった。
　提携により、SKは機内に登場した旅客向けに、機内エンターテインメント・システムを通じて、レースの模様を提供する。また、レースをテーマとしたマーケティング、PR活動を展開する計画。今年から順次導入するビジネスクラス用の次世代シートについても、レースに合わせて展開する。また、観戦ツアーなども企画する予定だ。

　ボルボ・オーシャン・レースはスペインをスタートし、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、アメリカ、イギリスを経由し、スウェーデンでゴールする世界一周ヨットレース。7艇のヨットが8ヶ月間に渡り、競い合う最も過酷と言われるレースだ。