05年末日本のeチケット率は34.2%で目標不達、3月末50%に向け協力呼びかけ
IATA(国際航空運送協会)-Japanによると、2005年末の日本におけるeチケット発券率(ET率)は34.2%であった。発券量上位10ヶ国のBSPで05年目標の40%を達成できなかったのは、日本、および中国の11.6%の2ヶ国だけであった。ただ、2004年末の17.3%から倍増しており、当面は3月末50%へ引き上げを目標とし、旅行各社には「eチケットで発券できるものは全てeチケットでの発券をお願いしたい」とコメントしている。
昨年はスイス・インターナショナル(LX)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、バンコクエアウェイズ(PG)、フィンランド航空(AY)など9社で、2004年末の27社から36社に増加。日本国内のET率動向を方面別にみると、アメリカ方面が90%台を記録し、確実に浸透。欧州方面は20%台とインターラインでの課題を見せ、アジア方面も航空会社毎に大きなばらつきがある。各CRS毎にeチケットによるインターラインが可能か、否か、など運用面でも課題を抱えるものの、インターライン化の促進は今後のET率向上に向けた大きな原動力となりそう。
なお、世界レベルでのET率は11月末時点で40.71%で、今年の目標は70%だ。国別ではペルーで04年末に13%であったET率が、2005年には81%と急激に上昇。イギリスはET率が高い国の一つであったが、56%から76%へとさらにET率を伸ばした。
昨年はスイス・インターナショナル(LX)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、バンコクエアウェイズ(PG)、フィンランド航空(AY)など9社で、2004年末の27社から36社に増加。日本国内のET率動向を方面別にみると、アメリカ方面が90%台を記録し、確実に浸透。欧州方面は20%台とインターラインでの課題を見せ、アジア方面も航空会社毎に大きなばらつきがある。各CRS毎にeチケットによるインターラインが可能か、否か、など運用面でも課題を抱えるものの、インターライン化の促進は今後のET率向上に向けた大きな原動力となりそう。
なお、世界レベルでのET率は11月末時点で40.71%で、今年の目標は70%だ。国別ではペルーで04年末に13%であったET率が、2005年には81%と急激に上昇。イギリスはET率が高い国の一つであったが、56%から76%へとさらにET率を伸ばした。