LH、欧州内路線の機材に新シートを春から導入、10月には全機材に装備
ルフトハンザドイツ航空(LH)は今春から、ヨーロッパ域内で運航するビジネス、エコノミーの両クラスで改良シートを導入する。「10月までにはヨーロッパ域内を運航する全140機に新キャビンの設置を完了する」(LHマーケティング&セールス担当筆頭副社長のピエール・アンティノリ氏)予定だ。
この改良シートの導入は、LHが2004年に立ち上げた品質追求(Quality Offensive)プロジェクトの一環。ビジネスクラスではシート中央部を空席として、余裕のある空間、プライバシーを保つなど機能性を高めた。この中央部には荷物が置けるほか、コート用フックを前座席の端に設置し、コートをかけたままでもテーブルの使用が可能となる。
また、シートはレカロとB/EエアロスペースがLHの注文に応えて特注したもので、C・Yクラス共にレザーシートを採用。膝部分にこれまでより余裕が生まれ、足を自由に伸ばすことができるほか、快適な座り心地を生むために、素材には超硬合金やカーボンなどは使用していない。これにより、シートの軽量化にも取組み、全運航便で年間約500万リットルの燃油削減を見込んでいる。
この改良シートの導入は、LHが2004年に立ち上げた品質追求(Quality Offensive)プロジェクトの一環。ビジネスクラスではシート中央部を空席として、余裕のある空間、プライバシーを保つなど機能性を高めた。この中央部には荷物が置けるほか、コート用フックを前座席の端に設置し、コートをかけたままでもテーブルの使用が可能となる。
また、シートはレカロとB/EエアロスペースがLHの注文に応えて特注したもので、C・Yクラス共にレザーシートを採用。膝部分にこれまでより余裕が生まれ、足を自由に伸ばすことができるほか、快適な座り心地を生むために、素材には超硬合金やカーボンなどは使用していない。これにより、シートの軽量化にも取組み、全運航便で年間約500万リットルの燃油削減を見込んでいる。