JALグ、3月発券分から燃油サーチャージ値上げ

  • 2006年1月17日
 JALグループは3月1日発券分から、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を値上げする。昨年1月11日搭乗分から国内線で導入、国際線では1月20日発券分から燃油サーチャージの徴収を開始し、7月1日発券分から値上げし、今回の改訂が導入から3度目の値上げとなる。今回の新たに付記した条件は「シンガポールケロシン市況価格が1ヶ月連続で65ドル/バレルを下回った場合」に現行額に引き下げる。
 値上げ額はこれまでの区分けより詳細に設定、最大の運賃は日本発ブラジル行きで現行5000円から1万1500円となるが、最少額でも日本/韓国間が700円から1300円となる。なお、詳細な運賃については下記のとおり。


▽JALグループ燃油サーチャージ(3月1日発券分から適用)
<区間:新規運賃(現行運賃)>
韓国線、福岡/上海線:1300円(700円)
中国線(福岡/上海以外の2000km未満の路線) :2700円(1300円)
香港線:3900円(1200円)
フィリピン・台湾・グアム
ベトナム・中国(2,000kmを超える路線) :3900円(1300円)
タイ・マレーシア
・シンガポール・インドネシア・インド:6500円(3600円)
太平洋・欧州・中東・オセアニア:8000円(5000円)
ブラジル:1万1500円(5000円)
※1区間、片道あたりの運賃額