近ツー、外国人向け国内宿泊予約サイトリニューアル

  • 2006年1月17日
 近畿日本ツーリストはこのほど、外国人向け国内宿泊予約サイト「Japan Hotels Online(JHO)」を全面改訂した。この主な目的は、(1)顧客の利便性の向上、(2)プロモーションなどを考慮したサイトの見直し、(3)拡張性の高いシステム、およびコンテンツの蓄積。今後は、近ツーの海外現地法人などのネットワークを利用するほか、業務提携を結ぶマーキュリー22と共同でネットマーケティングや販売促進プロモーションについて取り組み、訪日需要の掘り起こしを図る。

 近ツーがJHOを海外市場で展開する狙いは、海外の宿泊予約サイトで取り扱いが少ない日本国内の宿泊施設のオンライン予約を可能とすることで、日本への観光旅行者を増やすこと。近ツーとネットマーケティング22は2006年、売上が3億円、利用者数が1万5000人を見込む。

 また、JHOは現在、約300軒の国内旅館やホテルを取り扱っており、4月までには約700軒、2006年度中旬には約1000軒まで拡大する予定。さらに、サイトの言語ツールは現在の英語に加え、中国語や韓国語などで展開を検討する。