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JALグ、国際線旅客は4ヶ月連続で減少、サイパン線の運休が影響

  • 2005年12月15日
 JALグループの10月の国際線輸送実績は前年比9.3%減の116万4832人と4ヶ月連続で前年実績割れとなった。国内線は1.8%減の397万5833人。反日デモの影響によるレジャー需要の停滞に加え、サイパン線の運休も国際線の前年割れの要因。

 路線別の旅客数は全方面とも前年を割った。特にグアム・サイパン線は旅客数が32.4%減の5万5615人となったが、運休するサイパン線の影響が大きい。また、中国線は14.3%減の14万3684人と先月からは減少し、一進一退が続いている。なお、路線別の詳細は下記のとおり。


▽路線/旅客数(前年比)/利用率(前年比)
太平洋線/27万7919人(5.8%減)/76.3%(2.9ポイント減)
欧州線/13万6828人(0.6%減)/71.4%(0.7ポイント減)
東南アジア線/34万3315人(9.5%減)/58.0%(4.6ポイント減)
オセアニア線/6万4988人(4.7%減)/69.6%(2.6ポイント減)
グアム・サイパン線/5万5615人(32.4%減)/67.4%(0.9ポイント増)
韓国線/14万2485人(7.5%減)/68.6%(10.2ポイント減)
中国線/14万3684人(14.3%減)/53.5%(7ポイント減)
合計/116万4834人(9.3%減)/68.4%(3ポイント減)