日・ベトナム観光協力委員会会合、08年の国交35周年に向け、交流拡大

  • 2005年12月14日
 日・ベトナム観光協力委員会の第1回会合がベトナム・ダラットでこのほど開催、日越外交樹立35周年を迎える2008年に向けた両国間の相互観光交流の拡大に向けた取組みを強化することなどを盛り込んだ「日・ベトナムの観光協力促進に関するアクションプラン」を策定した。このプランはベトナム側が海外観光事務所を東京に開設すること、鳥インフルエンザ対策を徹底し、日本からの旅行者に向けた安全・安心・衛生に関する情報の提供など。また、日本側は国際協力機構(JICA)、日本アセアンセンターを活用し、ベトナム側の観光に携わる人材育成を積極的に行うことなどで合意した。

 また、フラワーツーリズム推進会議では「花の魅力を活用した観光の振興は、花を育成する産業と観光産業、並びに地域を活性化する手段として有効」などとして政府、地方自治体・政府、観光局、観光関連の民間企業・団体、NGO、国際機関などが一体となった観光地づくり、花に関する情報発信など総合的な取組みを進める声明を発表した。