JTB・GMT、キッコロとモリゾーでサンライズツアーは12%増、来年は16%増めざす

「キッコロとモリゾーで約6ヶ月間、4000人を超える参加を頂いた。安い料金を設定したことが奏効した」とし、インバウンドの好調さを表現。また、先ごろの「ツーリズムサミット2005」の席上、北側一雄国土交通大臣が今年の訪問者数が670万人になる見込みとした発言にも触れ、「この勢いで2010年に1000万人は夢ではない」として、2006年のサンライズツアーでも取扱人数を伸ばしていく考えを示した。
特に、現在、欧米の訪問者は円安の影響により、ツアー商品に割安感を覚える状況で、今年の商品ラインアップでは値下げも実施。また、訪日外客の6割から7割を占めるアジア、特に中国語圏の需要が半数を占めていることから、昨年10月にははとバスとの提携で中国語のツアーを開始。今年は廉価な中国語コースを4コース設定し、「訪日外客の40人に1人は参加していただくことを目標」とし、価格とサービス面での充実から、16%増となる18万人の実現を目指す。