近ツー、10月の取扱額は3.7%減、学生団体は増加も、全体が弱含み

  • 2005年12月1日
 近畿日本ツーリストの10月分の総取扱額は3.7%減の459億6270万2000円となった。海外旅行は7.0%減の159億6432万3000円で、学生団体が修学旅行の取扱の増加で27.8%増の15億6543万7000円と前年を上回ったが、ホリデイが6.8%減の61億187万円、個人が3.0%減の40億4791万円などと弱含みで推移。ホリデイの方面別はアジアがテロ、アメリカもハリケーンの影響から伸び悩んだ。ただし、ヨーロッパについては前年を上回ったようだ。
 国内は学生団体が3.1%増の70億4089万7000円と増加したが、その他についてはやや減少。メイトは2.1%減の93億9023万6000円、一般団体は4.7%減の59億1354万円、個人は2.0%減の69億796万2000円。団体は大型団体の受注が減少、メイトは九州方面への取扱が弱含みであった。