近ツー、第3四半期は順調な営業収益を計上、50周年の販促が進む

  • 2005年11月10日
 近畿日本ツーリストの第3四半期業績(1月1日〜9月30日)は営業収益が575億7600万円、営業損益27億5700万円の赤字、経常利益23億9300万円の赤字、四半期純損失は28億9400万円となった。営業収益では中間期から201億8700万円を積み増し、営業損益では14億1400万円の赤字幅を拡大した。なお、近ツーはこれまで、第4四半期に利益の大半を計上しており、今期についても変わりなく、予想では営業収益860億円、経常利益21億円、当期純利益12億円との中間期に公表した数値に変更はない。
 第3四半期(7月1日〜9月30日)に限ると、愛・地球博による効果は高かったものの、総選挙の実施、日中関係の影響からやや厳しい状況にあったと概況を分析。こうした中で、近ツーの50周年に因んだ販売促進を進め、期末の営業収益予想の約67%にまで計上したことを評価している。