楽天の第3四半期決算、トラベル事業はレジャー需要獲得、営業利益に伸び
楽天はこのほど、第3四半期(7月1日から9月30日)の業績を公表したが、このうち楽天トラベルなどを含むトラベル事業は「着実に拡大している」(代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏)という。トラベル事業の第3四半期は、売上高が前年同期比34.5%増、第2四半期比25.2%増の20億1500万円、営業利益が前年比50.1%増、前期比47.0%増の8億8700万円、経常利益が前年比42.0%増、前期比47.9%増の10億5000万円となった。
トラベル事業で主力となる宿泊予約は、予約泊数が前年同期比で19.4%増、予約時の料金を合算する流通総額では27.0%増と着実に増加。「最終目標はもっと高いところにある」と三木谷氏は言うが、予約泊数は475万3000泊を記録して四半期ベースでは過去最高となり、「旅行業界では大きなプレゼンスがある」と手数料の増加にも一定の送客による効果があるとの認識だ。さらに、売上高の増加要因として、ビジネスの出張利用と目される1人利用が前年比18.3%増であったのに対し、レジャー目的の2人以上の利用が42.7%増と引き続き高い伸び率。また、単価も高いことに加え、携帯からの予約流通総額も大きく増加し、販路の多様性が上昇基調を支えている。
また、9月にはサイトをリニューアル。国内や海外、宿泊などジャンル別に整理しているほか、旅行に欠かせない旅行客の足回り部分でも強化を図った。これは先ごろ子会社化したスター・ツアーズ・ジャパンの高速バスサービスで、「いいバス.コム」として楽天トラベル・ブランドで展開。12月までには高速バスを100路線とし、6月の7路線から大きく選択肢を拡充して、総合的な旅行素材の提供を進めていく。
トラベル事業で主力となる宿泊予約は、予約泊数が前年同期比で19.4%増、予約時の料金を合算する流通総額では27.0%増と着実に増加。「最終目標はもっと高いところにある」と三木谷氏は言うが、予約泊数は475万3000泊を記録して四半期ベースでは過去最高となり、「旅行業界では大きなプレゼンスがある」と手数料の増加にも一定の送客による効果があるとの認識だ。さらに、売上高の増加要因として、ビジネスの出張利用と目される1人利用が前年比18.3%増であったのに対し、レジャー目的の2人以上の利用が42.7%増と引き続き高い伸び率。また、単価も高いことに加え、携帯からの予約流通総額も大きく増加し、販路の多様性が上昇基調を支えている。
また、9月にはサイトをリニューアル。国内や海外、宿泊などジャンル別に整理しているほか、旅行に欠かせない旅行客の足回り部分でも強化を図った。これは先ごろ子会社化したスター・ツアーズ・ジャパンの高速バスサービスで、「いいバス.コム」として楽天トラベル・ブランドで展開。12月までには高速バスを100路線とし、6月の7路線から大きく選択肢を拡充して、総合的な旅行素材の提供を進めていく。