日系航空、夏休みの国際線予約状況、供給量増も予約は弱含みで5.4%減
JALグループ、ANAグループの日系航空会社の夏休み期間(7月22日〜8月21日)の予約状況によると、国際線は6社の日本発合計で82万6239人となり、前年比5.4%減となっている。国際線の対象となるのはJALグループが日本航空インターナショナル(JL)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JL)、ANAグループは全日空(NH)、エアーニッポン(EL)、エアージャパン(NQ)。提供座席数は前年比3.7%増の120万7679席と両グループ共に供給は増加しているものの、前年と比較して予約人数が少ないことから、予約率も低下しており、6.6ポイント減の68.4%となっている。
JALグループの国際線提供座席数は日本発合計で3.0%増の94万2748席。予約数は5.6%減の65万3541人、予約率は69.3%だ。供給量の増加はチャーター便が前年実績の46便から大きく増加する152便を予定していることも起因する。便数としてはホノルルに14便、グアム62便、パラオ線22便などとなっている。なお、臨時便は前年の62便から34便へと減少している。
方面別の予約では米大陸線で6.7%増の8万5448人、予約率97.9%となっている以外は、全て前年割れ。ただし、予約率でみると米大陸線の97.9%を筆頭に、オセアニア線で91.0%、ホノルル線で83.6%などとなっており、供給量の割合からみると比較的順調だ。ただし、東南アジアのビーチリゾート、中国線は需要回復に遅れがあるとしている。
ANAグループの国際線提供座席数は日本発合計で6.5%増の26万5228席。予約数は前年比11.6%減の17万2698人と出足が遅い。全日空は臨時便で成田/ホノルル線で39便、名古屋/ソウル線で4便を計画している。また、出発、帰着ともに目だったピークが無く、分散する傾向にあるとしている。
方面別の予約では、ホノルル線とグアム線を含むリゾート線が前年比15.9%増と好調。予約率ではリゾート線の86.8%、米州線の91.6%、欧州線の83.3%が比較的順調な集客具合だ。ただシィ、中国線についてはデモの影響が残っているとしており、全体への影響も若干、及んでいるようだ。
なお、2グループの予約概況、方面別予約状況は下記のリンクを参照のこと。
JALグループの国際線提供座席数は日本発合計で3.0%増の94万2748席。予約数は5.6%減の65万3541人、予約率は69.3%だ。供給量の増加はチャーター便が前年実績の46便から大きく増加する152便を予定していることも起因する。便数としてはホノルルに14便、グアム62便、パラオ線22便などとなっている。なお、臨時便は前年の62便から34便へと減少している。
方面別の予約では米大陸線で6.7%増の8万5448人、予約率97.9%となっている以外は、全て前年割れ。ただし、予約率でみると米大陸線の97.9%を筆頭に、オセアニア線で91.0%、ホノルル線で83.6%などとなっており、供給量の割合からみると比較的順調だ。ただし、東南アジアのビーチリゾート、中国線は需要回復に遅れがあるとしている。
ANAグループの国際線提供座席数は日本発合計で6.5%増の26万5228席。予約数は前年比11.6%減の17万2698人と出足が遅い。全日空は臨時便で成田/ホノルル線で39便、名古屋/ソウル線で4便を計画している。また、出発、帰着ともに目だったピークが無く、分散する傾向にあるとしている。
方面別の予約では、ホノルル線とグアム線を含むリゾート線が前年比15.9%増と好調。予約率ではリゾート線の86.8%、米州線の91.6%、欧州線の83.3%が比較的順調な集客具合だ。ただシィ、中国線についてはデモの影響が残っているとしており、全体への影響も若干、及んでいるようだ。
なお、2グループの予約概況、方面別予約状況は下記のリンクを参照のこと。