スターA、LXの加盟を承認、LX・JLのコードシェアは当面変更なし
スターアライアンスはこのほど社長会議を開催、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)の加盟を承認した。LXは先ごろ、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)と経営統合を発表し、LHは現在、LX株の取得を進め、統合に向けた諸手続きを進めているところ。正式な加盟時期は未定だが、おおよそ1年後となる見込みだ。
LXのCEO兼社長のクリストフ・フランツ氏は「この加盟により、(LXが)地理的にヨーロッパの中心にある利点をアライアンス各社に提供できると共に、LXとしてネットワークが拡大することで利便性は大きく改善する」と語る。既にスターアライアンス加盟会社全18社のうち、LXがハブとするチューリッヒに12社が乗入れ、バーゼルに2社が乗入れており、接続性の向上が加盟に向けた第一段階となる。このためフランツ氏は「年2回のスケジュール改定の時期に調整をする必要がある」として、冬スケジュールから乗り継ぎ利便に配慮したスケジュールを組む意向を示す。
また、LXは日本航空インターナショナル(JL)とコードシェア提携をしており、これまでも2社間の連携の重要性を強調してきた。今回のスターアライアンス加盟にあたり、2社間のコードシェアの動向が注目されるが、フランツ氏は「現在の2社間のコードシェアは現時点では継続する」として、変更が無いことを強調。また、全日空(NH)代表取締役社長の山本峯生氏は「スターアライアンスの中ではニュージーランド航空(NZ)とJLの例もあり、強制的に実施するものではない」とし、現段階でのコードシェアについては一歩置いた姿勢を示した。
なお、LX加盟の発表により、既に発表されている南アフリカ航空(SA)が正式加盟するとスターアライアンスの規模は全18社、151ヶ国、846都市、1日1万6000便を運航するアライアンスとなる。LXの加盟で新たに増える就航地は1ヶ国、6都市だ。
LXのCEO兼社長のクリストフ・フランツ氏は「この加盟により、(LXが)地理的にヨーロッパの中心にある利点をアライアンス各社に提供できると共に、LXとしてネットワークが拡大することで利便性は大きく改善する」と語る。既にスターアライアンス加盟会社全18社のうち、LXがハブとするチューリッヒに12社が乗入れ、バーゼルに2社が乗入れており、接続性の向上が加盟に向けた第一段階となる。このためフランツ氏は「年2回のスケジュール改定の時期に調整をする必要がある」として、冬スケジュールから乗り継ぎ利便に配慮したスケジュールを組む意向を示す。
また、LXは日本航空インターナショナル(JL)とコードシェア提携をしており、これまでも2社間の連携の重要性を強調してきた。今回のスターアライアンス加盟にあたり、2社間のコードシェアの動向が注目されるが、フランツ氏は「現在の2社間のコードシェアは現時点では継続する」として、変更が無いことを強調。また、全日空(NH)代表取締役社長の山本峯生氏は「スターアライアンスの中ではニュージーランド航空(NZ)とJLの例もあり、強制的に実施するものではない」とし、現段階でのコードシェアについては一歩置いた姿勢を示した。
なお、LX加盟の発表により、既に発表されている南アフリカ航空(SA)が正式加盟するとスターアライアンスの規模は全18社、151ヶ国、846都市、1日1万6000便を運航するアライアンスとなる。LXの加盟で新たに増える就航地は1ヶ国、6都市だ。