MH、マレーシア首相が出席しF・Cの新シート発表、日本路線に順次投入
<クアラルンプール発・宮田麻未> マレーシア航空(MH)は23日、マレーシア・スバン空港において新しいビジネスクラス、ファーストクラスの公式発表会を開催した。マレーシア首相のアブドゥラ・バダウィ氏を迎えたセレモニーには、マレーシアの経済界、旅行業界、航空業界からの来賓をはじめ、約150名の外国人報道関係者なども参加した。
MHチェアマン、モッド・ムニール・アブドゥル・マジ氏は「これまで世界で5本の指に入る航空会社に選ばれてきたが、これで決して満足していない。目標は世界でトップの航空会社であり、そのための競争は非常に激しいことは承知している。キャビンの改装と、パーソナルなサービスの質を上げることで、ビジネスクラス、ファーストクラスの顧客を獲得し、競争に勝ち抜く」と語る。マジ氏は、今後のMHのキーワードは「ラグジェリアス」であるとし、チェックインからチェックアウトまでの全ての行程で「搭乗客が幸せを感じる『リディファイン』された贅沢な旅を提供する」と強調した。
MHはビジネスクラス、ファーストクラスの居住性、サービス向上を目的として、「2年間で7億リンギ(約210億円)を投じる」(MHマネージング・ディレクターのアーマッド・フアード・ダーラン氏)計画だ。これにより、MHが所有するボーイングB777-200型機とB747-400型機の合計34機の座席を大型化し、食事の質の向上、洗面室の拡張、エンターテイメント設備の改良などに加え、客室乗務員の再トレーニングに投資する。
バダウィ首相は、「競争の激しい世界の航空業界でマレーシア航空が成功を収めることは、マレーシアの社会全体にも大きな力になる」と述べ、マレーシアそのものが世界的「ブランド」として位置づけられるには、この新商品が「重要な役割を果たす」と指摘する。
新座席を導入する機材が投入されるクアラルンプール/ロンドン線に就航するB747型機のファーストクラスは、ハイビスカスをイメージする赤をアクセントにしたデザインを採用。東京線、関西線に導入を予定するビジネスクラスは水色と緑を中心に、両クラス共にゆったりと全身を伸ばして休める座席設計である。機内を視察したバンウィ首相は、自らファーストクラスの座席に横たわり、居住性などを細かくチェックした。なお、新座席を導入する34機は来年7月まで、順次作業を終えて就航する予定だ。
MHチェアマン、モッド・ムニール・アブドゥル・マジ氏は「これまで世界で5本の指に入る航空会社に選ばれてきたが、これで決して満足していない。目標は世界でトップの航空会社であり、そのための競争は非常に激しいことは承知している。キャビンの改装と、パーソナルなサービスの質を上げることで、ビジネスクラス、ファーストクラスの顧客を獲得し、競争に勝ち抜く」と語る。マジ氏は、今後のMHのキーワードは「ラグジェリアス」であるとし、チェックインからチェックアウトまでの全ての行程で「搭乗客が幸せを感じる『リディファイン』された贅沢な旅を提供する」と強調した。
MHはビジネスクラス、ファーストクラスの居住性、サービス向上を目的として、「2年間で7億リンギ(約210億円)を投じる」(MHマネージング・ディレクターのアーマッド・フアード・ダーラン氏)計画だ。これにより、MHが所有するボーイングB777-200型機とB747-400型機の合計34機の座席を大型化し、食事の質の向上、洗面室の拡張、エンターテイメント設備の改良などに加え、客室乗務員の再トレーニングに投資する。
バダウィ首相は、「競争の激しい世界の航空業界でマレーシア航空が成功を収めることは、マレーシアの社会全体にも大きな力になる」と述べ、マレーシアそのものが世界的「ブランド」として位置づけられるには、この新商品が「重要な役割を果たす」と指摘する。
新座席を導入する機材が投入されるクアラルンプール/ロンドン線に就航するB747型機のファーストクラスは、ハイビスカスをイメージする赤をアクセントにしたデザインを採用。東京線、関西線に導入を予定するビジネスクラスは水色と緑を中心に、両クラス共にゆったりと全身を伸ばして休める座席設計である。機内を視察したバンウィ首相は、自らファーストクラスの座席に横たわり、居住性などを細かくチェックした。なお、新座席を導入する34機は来年7月まで、順次作業を終えて就航する予定だ。