国交省、韓国から沖縄へのハネムーン等の需要促進の調査を取りまとめ

  • 2004年6月8日
 国土交通省はこのほど、「韓国からの沖縄へのハネムーン等促進のための調査」を取りまとめた。この調査結果によると、韓国は沖縄の存在を認知しているが、ビーチリゾートとしての知名度が極めて弱いことが明らかになっている。特に、韓国人がハネムーンのデスティネーションとしてビーチリゾートを選ぶ傾向が強いが、その中で沖縄をはじめとする日本の認知は低い。2003年12月に「The Korea Travel Times」が5147人の未婚男女を対象にした調査では1位がプーケットで12.7%、2位がグアムで10.6%、3位がモルディブで10.1%であり、日本は3.6%に留まる。これは沖縄が韓国リテーラーの認知度が低いこと、韓国ランドオペレーターにはオンシーズンの時期には困難な仕入れ、空港からホテルまでの不便な移動など、韓国の旅行業界では「売れにくい商品」という認識があるもの。なお、今後は韓国からの沖縄、および日本への需要促進に関して、ハネムーナーのみならず、学生旅行、リゾートコンベンション、インセンティブツアー、ゴルフツアーなどの誘致も重視する方針。調査の詳細は国土交通省のホームページを参照のこと。