主要50社、12月の海旅は2%減の1900億円、減少幅は1桁に縮小
主要旅行業者50社の2003年12月の総取扱額は前年比0.6%増の4521億8795万7000円となり、1月以来、11ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち海外旅行は2.2%減の1900億4267万9000円となり、イラク戦争、SARSの影響が表面化した3月以降、最も減少幅を縮小した。海外主催旅行の取扱額は2.8%減の612億1934万5000円、取扱人数は4.4%減の34万5563人。海旅は主催旅行、個人旅行が牽引役となり、団体旅行の徐々に回復しつつある状況にあり、方面別ではハワイ、欧州、ミクロネシア、オセアニアなどが好調だ。海旅で前年比増となる企業は19社、10%減以内の企業は18社となっている。
国内旅行は2.6%増の2596億6877万1000円、国内主催旅行は3.0%増の673億467万6000円、主催旅行の取扱人員は1.9%増の265万1543人となっている。国内旅行は引き続き、堅調に推移している。外国人旅行は34.2%増の24億7650万7000円、主催旅行は9.8%減の9566万3000円、取扱人数は17.7%増の7002人である。
なお、2003年1月から12月までの累計では海外旅行が22.1%減の1兆7468億830万2000円、国内旅行が0.3%減の3兆3198億2527万9000円、外国人旅行が15.2%減の308億8559万9000円、総取扱額は9.1%減の5兆975億1918万円である。海外旅行に限ると1月、2月は前年比で増加したものの、国際情勢、SARSの影響により大きく取扱額を落とし、5月を底として徐々に回復した。国内旅行は6月以降、前年比増を維持しているものの、前半の落ち込みが響き、2003年合計では減少であった。
国内旅行は2.6%増の2596億6877万1000円、国内主催旅行は3.0%増の673億467万6000円、主催旅行の取扱人員は1.9%増の265万1543人となっている。国内旅行は引き続き、堅調に推移している。外国人旅行は34.2%増の24億7650万7000円、主催旅行は9.8%減の9566万3000円、取扱人数は17.7%増の7002人である。
なお、2003年1月から12月までの累計では海外旅行が22.1%減の1兆7468億830万2000円、国内旅行が0.3%減の3兆3198億2527万9000円、外国人旅行が15.2%減の308億8559万9000円、総取扱額は9.1%減の5兆975億1918万円である。海外旅行に限ると1月、2月は前年比で増加したものの、国際情勢、SARSの影響により大きく取扱額を落とし、5月を底として徐々に回復した。国内旅行は6月以降、前年比増を維持しているものの、前半の落ち込みが響き、2003年合計では減少であった。