近ツー、2004年の国内「メイト」で前年比8%増の600万人が目標

  • 2004年2月12日
 近畿日本ツーリストは2004年1月から12月発の国内旅行主催商品「メイト」で前年比8%増となる600万人の取扱いを目指す。このうち首都圏発は8%増の260万人、関西発は11%増の130万人を見込む。今年からインターネット専用商品の拡充により、午後9時から翌午前1時頃までの予約の取り込みを狙う。特に、20代から30代の女性、30代から40代の男性の拡販を図りたい考えだ。
 首都圏発の商品では九州新幹線「つばめ」開業の記念ツアーや桜前線を追う専用パンフレット「桜の旅」でイベントと密着する商品を設定。また、12月から3月まで展開する伊豆・箱根キャンペーンを継続し、4月から7月までの期間に「平日がお得・温泉スタジアム」や「味覚の宿」などで集客を図る。また、近ツー西日本営業本部カンパニー・関西商品事業部は、春商品でツアー型商品の販売を強化。特に主要方面への添乗員同行プランは全国集合型商品として催行率アップを狙い、北海道では全コースが全国集合型商品に集約した。また、個人旅行商品は申し込み時に利用便を決定できるコースを設定し、お客のニーズと予算に合ったプランニングを可能としている。