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9月苦情・相談件数は28%増の242件、業者の信用調査も増加

  • 2003年12月17日
 日本旅行業協会(JATA)がまとめた9月の苦情・相談件数は前年比28.7%増の242件であった。今月は、「旅客対応」、「取消料」の上位2項目に続き、「倒産と弁済業務」が20件の相談件数があり第3位となった。これはジェットセットの営業停止に伴う相談件数が増加したもの。また、業者の信用調査も13件と前年の6件から増加している。これは主にインターネットで格安商品を販売するJATA非会員の企業についてだが、電話での対応が悪いとの事から、消費者から企業から安心して商品を購入してよいか等の問合せがあるもの。
 なお、4月から9月までの上半期の苦情・相談件数は1300件となり前年同期比11.1%増、件数で130件増となった。これは主にイラク戦争、SARSの影響で取消料の相談件数が増加したことによる。また、全体の傾向としてインターネット取引、無登録業者の問合せが増加しているという。