観光業の変革期に取り組む新入社員に各社トップが入社式でメッセージ

  • 2003年4月1日
 新年度を迎えた昨日、旅行業界の各社は入社式を行った。各社のトップは式の挨拶で、旅行業のビジネスモデルの転換やインバウンド振興など観光業そのものの変革期に正面から取り組む新入社員に期待を込めたメッセージを贈った。
 ジェイティービーは345名を採用、佐々木隆社長は「新しいビジネスモデルを構築するこの年に入社したことを喜びに感じて欲しい。これからは新鮮かつ大胆な発想と行動が求められる」とした上で、「『誠実』『スピード』『専門性』を高め、お客様から信頼される旅行営業のプロフェッショナルとして、目標を定め、飽くなき研究心と向上心を持って励んで頂きたい」と述べた。
 近畿日本ツーリストは56名を採用、高橋秀夫社長は「『職種』や『肩書』ではなく自らの『能力』と『実績』がビジネスマンには求められている。旅行業は大きな転換期を迎えており、誰にでも意見やアイディアを生かす場がある。わが社では今年度『小さな企業家運動』を進めており、一人一人の夢を実現する舞台である近畿日本ツーリストで自立の第一歩を踏み出して欲しい」と訓示した。