東急、新コンピューターシステム「VENUS(ヴィーナス)」を構築へ

  • 2002年12月10日
 東急観光は平成16年度上半期を目途に、新たなコンピューターシステム「VENUS(ヴィーナス)」を導入する。これは、同社が本年8月に策定した「経営改革3ヶ年計画」に盛り込んだ再建策の一部。新システムの導入により、維持コストとして年間6億円の削減を目標とし、システム全体および業務プロセスにおける生産性、顧客サービスの向上を図る。システムは自社で開発を行わず、汎用性のあるパッケージソフトを採用、支店での在庫管理、予約、発券に関してはJTB情報システムが運用するシステムを基に構築する。なお、財務、管理会計および分析機能に関してはERPパッケージの導入を検討しているという。